岩内町郷土館の利用案内
岩内町郷土館設置のあらまし
過去のない現在はなく、現在のない未来というものはあり得ない・・・この相互関係によってのみ、輝かしい未来は具現されていくのであります。
古い歴史を有する岩内町の今日があるのは、幾多の苦難と長年の風雪に耐えぬいた、不屈不撓の精神による先人の気迫と闘魂によるものであり、岩内町郷土館は、この先人の偉業をつたえ、郷土の歴史的資料を永く保存して、郷土開発の志を養うため、昭和46年5月、町制施行70周年を記念して作られたものであります。
《初代館長 佐藤弥十郎による》
展示テーマ 岩内魂〜不撓不屈の精神と進取の気質〜
不撓不屈の精神は、日本海の荒波を乗り越えて、はるばる大阪の地をでて蝦夷地までやってきた弁財船(北前船)の乗組員や遠く北は北千島、南はニュージーランド沖までいって漁をしてきた岩内の漁船員の心意気、そして町の8割、3,300戸の焼失した廃墟から不死鳥のように蘇った逞しい意志と意欲を表した言葉です。
進取の気質は、幕末から多くの外国人と接した体験を生かし、進んだ欧米諸国の文化を積極的に取り入れて、生活の進歩に役立たせてきた岩内人の行き方を表した言葉です。
ぱとりあ岩内について
岩内町郷土館は 「 特定非営利活動法人 ぱとりあ岩内 」 が運営しております。
ぱとりあ岩内は、岩内地方の子どもを含む住民に対して、地域の歴史や風土の 理解を通して地域を愛する心を育て、もって地域の文化と教育の振興を図ることを目的としています。
Patoria(パトリア)とはイタリア語で「郷土」を意味する言葉です。
マスコットキャラクター「キョードン」
「キョードン」はぱとりあ岩内のマスコットキャラクターです。一般公募により、たくさんの応募作品の中から選ばれました。
開館時間
開館期間 | 4月上旬〜11月下旬となります。 |
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開館時間 | 午前9:00から午後5:00 |
休館日 | 毎週月曜日 但し、月曜日が祝日の場合は、 翌日が休館日となります。 12月から翌3月は冬季休館となります |
観覧料
個人 | 団体 | |
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一般(岩内町に住所を有する者) | 100円 | 70円 |
一般(上記以外の者) | 300円 | 250円 |
高校生以下 | 無料 | |
・観覧料は、1人につき1日です。 ・10名以上は団体料金となります。 |